ニュース 商業・サービス 作成日:2015年4月9日_記事番号:T00056320
台北市の北投温泉にある高級温泉旅館「三二行館(ビラ32)」で違法建築が2005年6月に指摘されながら、これまで議員らの介入で撤去を免れていた事実が判明し、柯文哲台北市長は9日、断固たる姿勢で撤去させることを表明した。9日付蘋果日報が報じた。
三二行館。中国人2人連れの宿泊客は、インターネットで予約したので、違法建築があるなんて知らなかったと話した(9日=中央社)
台北市政府建築管理工程処は、三二行館が20日以内に違法建築部分を自主的に撤去しない場合、市政府が強制撤去に踏み切ると警告した。
違法建築部分は1階から3階にわたる3カ所で、温泉くみ上げ用の井戸1本を違法掘削した疑いもあるという。三二行館は8日、既に自主的な撤去計画を立てたなどとして陳謝した。
三二行館は04年に開業し、客室数5室で宿泊料金が1万9,800台湾元(約7万7,000円)からという「超高級温泉旅館」として知られる。台湾軍でこのほど発覚した攻撃用ヘリコプター「AH-64E」(通称アパッチ)をめぐる軍紀違反事件で、女性タレントら知人を基地内に招き入れた労乃成中校(中佐)の義父で投資家の栄安邱氏(本名・邱明宏)が創業者で、労中校の妻、邱雅靖氏らが董事に名を連ねている。
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