電子機器製品受託大手、緯創資通（ウィストロン）と英業達（インベンテック）が８日発表した３月連結売上高は、ウィストロンが前月比25.6％増、前年同月比10.22％増の563億9,900万台湾元（約2,200億円）、インベンテックが前月比31.89％増、前年同月比17.03％減の338億1,800万元となった。第１四半期の連結売上高はウィストロンが前年同期比19.7％増の1,506億2,600万元、インベンテックが前年同期比23.47％減の893億3,400万元で、明暗が分かれた。９日付経済日報が報じた。
ウィストロンは、３月のノートＰＣ出荷台数が170万台で、前月から40万台増加した。第２四半期はノートＰＣ出荷の前期比成長率が５％以内、サーバーはやや増加、デスクトップＰＣは横ばいを見込む。一方、インベンテックの３月ノートＰＣ出荷台数は140万台で、前月比40万台増ながら前年同月比では30万台減少した。前年同月比での減少は、コンシューマー向け機種の出荷割合が下がったためだ。
