ニュース 電子 作成日:2015年4月9日_記事番号:T00056327
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が8日発表した第1四半期の連結売上高は、前期比9.6%減、前年同期比1.6%増の953億200万台湾元(約3,690億円)だった。春節(旧正月)休暇による稼動日減少や工場の年次保守の影響で1,000億元を割り込んだが、従来予想を上回った。なお、3月の連結売上高は348億300万元で、前月比22.7%増、前年同月比2.3%増だった。9日付工商時報が報じた。
第1四半期の出荷枚数は、10インチ以上の大型パネルが前期比8.9%減、前年同期比8.2%減の約2,680万枚、10インチ未満の中小型パネルは前期比横ばい、前年同期比27.4%増の4,265万枚だった。また、3月の出荷枚数は大型パネルが前月比12.9%増の約912万枚、中小型パネルが同19.2%増の約1,577万枚だった。
同社の彭双浪(ポール・ポン)総経理は先日、液晶テレビ販売が安定し在庫水準も健全なことから、第2四半期の売上高は前期を上回るとの見方を示した。一方、市場関係者は中国でのインターネットショッピング台頭を背景に、労働節(メーデー)休暇での販売拡大が例年ほどは期待できないため、第2四半期は1桁増収にとどまると予測した。
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