ニュース その他製造 作成日:2015年4月10日_記事番号:T00056347
太陽電池大手、茂迪(モテック・インダストリーズ)と昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)は、3月連結売上高が過去3年で最低だった。業界関係者は、市況悪化で3月下旬から受注が急減し、原価割れに直面していると指摘した。10日付電子時報などが報じた。
モテックの3月連結売上高は10億9,500万台湾元(約42億円)で前月比20.7%減、前年同月比45.3%減。ジンテックは8億3,200万元で前月比26.5%減、前年同月比50.3%減だった。
業界関係者によると、現在、変換効率17.4〜17.6%の太陽電池オファー価格が1ワット(W)当たり0.3米ドルを下回り、大部分のメーカーは設備稼働率を引き下げている。一方、一部メーカーは受注のために値下げしており、4月も相場回復が困難な見通しだ。
相場下落は、台湾メーカーの値下げ戦略のほか、ユーロ安、円安を受け、欧州、日本で最終製品の需要が弱まったことが主因だ。
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