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ASUS、Q1は20%減収


ニュース 電子 作成日:2015年4月10日_記事番号:T00056355

ASUS、Q1は20%減収

 ノートパソコンブランド大手、華碩電脳(ASUS)が9日発表した第1四半期の連結売上高は1,021億8,100万台湾元(約3,950億円)で、前期比19.58%減となった。前年同期比は1.91%増。証券会社は、第2四半期売上高はスマートフォンの販売好調により前期比10%増の1,100億~1,230億元となると予測している。3月の連結売上高は384億8,400万元で、前月比21.09%増、前年同月比10.29%増だった。10日付工商時報が報じた。

 第1四半期のPC出荷台数は560万台で、低価格ノートPCがアジア太平洋地域で好調だったことにより目標を達成した。また、タブレット端末を含むモバイル端末は、格安スマホのZenfoneが、製品交代期にもかかわらず日本、インドで人気が続き、目標の500万台に達した。

 張偉明同社財務長は、第2四半期はスマホ出荷が大幅に拡大し、PCも欧州での需要回復により少なくとも横ばいを維持できると説明した。また、今年通年のスマホ目標出荷台数は2,500万台と改めて表明した。

 なお、証券会社はZenfone2の販売国・地域が拡大することから、第2四半期のスマホ出荷台数は前期比70%増の500万台になると予測している。