ニュース 電子 作成日:2015年4月10日_記事番号:T00056357
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が9日発表した第1四半期の連結売上高は前期比12.9%減、前年同期比11.8%増の1,001億5,800万台湾元(約3,870億円)で、非需要期ながら1,000億元の大台を維持した。3月連結売上高は前月比35.6%増、前年同月比1.1%減の369億元だった。10日付経済日報などが報じた。
第1四半期の液晶パネル出荷枚数は、大型パネルが前期比11.6%減の3,164万枚、中小型パネルが前期比20.1%減の6,189万枚だった。また、3月の出荷枚数は大型パネルが前月比28.1%増の1,135万枚、中小型パネルが同47%増の2,264万枚だった。
王志超イノラックス総経理は、今年は大型液晶パネル市場の需給が健全で、業界にとっては良い年になるとの見通しを示しつつ、同社の売上高は第1四半期を底に四半期ごとに成長すると予測した。品目別の需給状況は、液晶テレビ用は中国の労働節(メーデー)休暇まで品不足が続く一方、モニター用は横ばい、ノートパソコン用は供給過剰から需給均衡へ向かうと説明した。なお、スマートフォン用は需要が堅調で出荷量も増加しているが、価格の下落スピードが速いとの見方も示した。
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