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ASUSとエイサー、Q1世界PC出荷が減少【図】


ニュース 電子 作成日:2015年4月13日_記事番号:T00056377

ASUSとエイサー、Q1世界PC出荷が減少【図】

 市場調査会社、ガートナーの統計によると、第1四半期のパソコン出荷台数は4位の華碩電脳(ASUS)が530万6,000台(市場シェア7.4%)で前年同期比2.9%減少、5位の宏碁(エイサー)は518万3,000台(シェア7.2%)で6.8%減少した。全社の出荷台数も7,173万3,000台で5.2%減少しており、ガートナーは、マイクロソフト(MS)のウィンドウズXPサポート終了に伴う企業のPC買い替えが一巡したためと分析した。11日付蘋果日報が報じた。

 ASUSは、第1四半期は非需要期で、欧州やロシアのPC市況が不調だったが、想定の範囲内だと説明した。

 ガートナーの統計によると、首位の聯想集団(レノボ)の第1四半期出荷台数は1,358万4,000台(シェア18.9%)で前年同期比5.7%増、2位のヒューレット・パッカード(HP)は1,244万2,000台(シェア17.3%)で2.5%増だった。北米、EMEA(欧州、中東、アフリカ)市場の販売増加が貢献した。3位のデルは903万8,000台(シェア12.6%)で5.1%減だった。

 一方、市場調査会社、IDCの調査にはキーボード取り外し可能なデタッチャブル型タブレット端末などは含まれず、4位がエイサーで出荷台数は483万9,000台(シェア7.1%)、前年同期比7%減だった。ASUSは480万1,000台(シェア7%)で5位ながら4.4%増だった。IDCは、エイサーはクロームブック好調が続いたが、特にEMEA市場の出荷が鈍化し、ASUSはアジア市場が成長に貢献したと指摘した。全社の出荷台数は6,848万5,000台で6.7%減だった。

 ガートナーとIDCは、ウィンドウズ10が発売されれば、購買意欲を刺激すると予測した。