ニュース 電子 作成日:2015年4月13日_記事番号:T00056382
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が10日発表した第1四半期連結売上高は前期比1.1%増の376億5,000万台湾元(約1,450億円)で、四半期ベースの過去最高を更新した。3月連結売上高は127億1,000万元で、前月比5.4%増、前年同月比12.6%増だった。11日付工商時報が報じた。
第1四半期連結売上高が過去最高になったのは、28ナノメートル製造プロセスの新規生産ラインが相次いで稼働したことによるものだ。同プロセスの生産能力は今年中に12インチウエハー2万枚に規模に達する見通しだ。既にクアルコムなど顧客5社向けに量産に入っており、テープアウト(設計完了)が終了して試験生産に入った顧客は10社以上に上る。証券会社は、同社の第2四半期売上高は400億元を上回り、過去最高を更新するとみている。
一方、世界先進積体電路(VIS)の第1四半期売上高は69億9,800万元で、昨年第4四半期に次いで過去2番目となった。3月売上高は23億300万元で単月としての過去最高だった。昨年南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)から買収した8インチ工場で、ロジック製造プロセスへの転換スピードを速めたことなどが貢献した。
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