ニュース 政治 作成日:2015年4月14日_記事番号:T00056389
ジャーナリストの周玉蔻氏が今年1月、柯文哲台北市長とのインタビューに基づき、鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長が昨年の台北市長選期間に国民党の連勝文候補に3億台湾元(約11億円)の献金を行ったと主張し、名誉毀損(きそん)で訴えられた問題で、台北地方法院は13日、周氏の情報源である柯市長に証言を求め、柯市長は「柯建銘立法委員(民進党)から聞いた話だ」と証言した。14日付蘋果日報が伝えた。
柯文哲市長は、昨年柯建銘立法委員を仲介役として、郭董事長との面会を求めたが、柯建銘立法委員から後日「郭董事長は連勝文氏を支持しており3億元を出した。支持候補を変えようとは考えていない」と告げられたと説明した。
これに対し、柯建銘立法委員は記者会見で「郭氏が郝龍斌前台北市長の在任中に2010年の上海万博への出展費用として3億元を寄付した」と説明した
両者の主張は完全に食い違っている形だが、台北地方法院は28日に柯建銘立法委員にも証言を求めた上で、対質尋問を行うかどうか決める方針だ。
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