ニュース その他分野 作成日:2015年4月14日_記事番号:T00056392
モルガン・スタンレーは13日、今年の台湾の消費者物価(CPI)の上昇率予測値を0.5%へと、従来の1.9%から大幅に引き下げた。昨年の1.2%を下回る予想で、16年の予測値も2.3%から1.7%へと引き下げた。14日付蘋果日報が報じた。
同社は今年のアジア全体のCPI上昇率予測値も、従来の2.9%から2.4%へ下方修正している。アジアではデフレ懸念が深まっており、各国・地域の中央銀行は早期に利下げを行うべきとの認識を示した。
台湾については、3月の生産者物価指数(PPI)が前年同月比8.6%下落し、日本を除くアジア全体でシンガポール(11.8%)に次いで下落幅が大きかったと指摘した。台湾は過去36カ月のうち31カ月でPPIのマイナス成長を記録し、全てマイナス成長だった中国に次いで数値が悪い。
モルガン・スタンレーはまた、台湾の中央銀行は今年も1.875%の政策金利を維持し、資金流動性は依然十分との見方も示した。
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