ニュース その他分野 作成日:2015年4月14日_記事番号:T00056394
行政院はこのほど、来年から勤労者の法定労働時間を2週84時間から週40時間に短縮するとともに、時間外労働の上限を現在の月46時間から54時間に引き上げる内容の、完全週休2日制導入に向けた補完措置案を取りまとめた。14日付経済日報が伝えた。
産業界は法定労働時間を2週80時間、時間外労働の上限を月60時間に設定するよう求めており、落差が生じている格好だ。産業界の主張は、週40時間よりも2週80時間の方が従業員の労働時間を柔軟に設定できることが背景にある。
時間外労働の上限について、労働部は当初、月60時間とする産業界の要求を受け入れる姿勢だったが、関連官庁や地方自治体との調整過程で月54時間とする線が固まった。
中華民国工商協進会(CNAIC)の林伯豊理事長は「労働時間の短縮には賛成だが、時間外労働上限の調整に合わせる形で、法定労働時間を2週80時間とすべきだ」と主張した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722