ニュース 金融 作成日:2015年4月14日_記事番号:T00056400
中国・国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は13日、台湾はアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーにはなれないとの見解を表明した。一方で、台湾の適切な名称による参加を歓迎するとし、一般メンバーでの参加は可能だとした。AIIBは各国政府による国際組織で、その規約は国際条約に当たるとの認識に基づき、台湾を規約作りから除外した形だ。14日付経済日報などが報じた。
行政院はこれに対し遺憾の意を表明した。一方、行政院と立法院の与野党議員団は、今後「中華台北(チャイニーズ・タイペイ)」の名義による一般メンバーへの参加に取り組み、認められなければ参加しないとの考えで一致した。一般メンバーとして創設メンバー並みの権益確保を目指す。
大手紙の聯合報は、国際社会での孤立を避け、経済のグローバル化と地域経済統合の潮流に乗るためには、一般メンバーでのAIIB参加は不可避だと論評した。
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