ニュース その他製造 作成日:2015年4月14日_記事番号:T00056402
太陽電池メーカー、昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)の3月連結売上高は5億200万台湾元(約19億円)で前月比13.5%減、前年同月比では45.3%の大幅減となった。3月に製品価格が急速に下落したことが主因だ。現時点で価格は下げ止まったものの、いつ再び上向くかが不透明な中、同社は台湾の生産ライン11本のうち1本を一時停止すると表明した。14日付経済日報が報じた。
一方、ソーラーテックがマレーシアに合弁で設置した太陽電池工場では、1本目の生産ラインで3月末に量産を開始。2本目のラインも4月末または5月初めに稼働する見通しだ。
太陽電池業界では、各社の3月業績が相次いで公表され、多くのメーカーが第1四半期は黒字が難しい状況となっている。証券会社は「昨年第4四半期に比べ稼働率と製品価格が下落した」と指摘。また、製品価格の下落幅が材料となるシリコンウエハー価格の下落幅を上回ったことから、業界平均の粗利益率は前期比4〜5ポイント低下し、マイナス5%まで落ち込んだとの見方を示した。
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