ニュース 食品 作成日:2015年4月14日_記事番号:T00056403
台湾のスポーツ飲料の市場規模は昨年39億台湾元(約150億円)に達し、前年比約34%の成長を記録した。スポーツ人口の増加が背景にあるとみられる。14日付工商時報が報じた。
現在、上位3ブランドは、▽維他露食品(ビタロン・フーズ)の「舒跑」▽黒松の「FIN」▽金車集団(キングカー)の「ポカリスエット(中国語名・宝礦力)」──で、コカコーラの「アクエリアス(中国語名・動元素)」がこれを追う。「FIN」は昨年、生産額が21%拡大し、ポカリスエットを抜いて2位となった。黒松は今年FINの新商品を発売し、市場シェア20%(現在18%)への拡大を図る。
スポーツドリンク市場ではかつて、食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)の「宝健」が上位3位入りしていたが、2011年の有害可塑剤事件で撤退に追い込まれた。統一は昨年、「ユニウォーター・スポーツ」の新ブランドで市場に再参入した。米菓大手、旺旺集団も13年に「形動能量飲(フェイスドリンク)」を発売しており、競争が激化している。
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