ニュース 食品 作成日:2015年4月14日_記事番号:T00056404
飲料大手、黒松は22億台湾元(約84億円)を投じ、台湾では業界初となる炭酸飲料に乳酸や果汁を加えることのできるペットボトル無菌充塡(じゅうてん)ラインを設置する計画だ。張斌堂董事長は「従来、炭酸飲料は不健康と考えられていたが、新ラインでは栄養価の高い材料を添加することが可能で、消費者は安心して飲むことができる」と強調した。14日付蘋果日報が報じた。
黒松は全土に6,700台の自動販売機を設置し、台湾市場でシェア3分の1を占める(13日=中央社)
新ラインの設置により黒松の飲料年産能力は従来の2,000万ダースから3,000万ダースに増加するが、張董事長は「新ラインは一部既存製品の生産と新製品の研究開発(R&D)用に使用するため、新製品が成功して初めて売り上げに本格的な貢献が見込める」と説明した。
張董事長は今年の経営の重点項目として、飲料事業の拡大の他、自動販売機事業を挙げ、既に導入している悠遊カード(イージーカード)やクレジットカードによる支払い機能に加え、将来的には携帯電話による飲料購入も可能にしたい考えだ。
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