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鴻海傘下のアンビット、4G開始後に亜太電信と合併へ


ニュース 電子 作成日:2015年4月14日_記事番号:T00056405

鴻海傘下のアンビット、4G開始後に亜太電信と合併へ

 鴻海精密工業傘下、国碁電子(アンビット・マイクロシステムズ)の黄南仁総経理は13日、第4世代移動通信(4G)サービスを6月3日までに開始し、その後4Gサービスを既に展開している亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)との合併を進めると表明した。14日付工商時報などが報じた。

 鴻海は当初、亜太電信と合併するためアンビットは4Gサービスを開始する必要がないと考えていたが、アンビットは免許取得の6カ月後に当たる6月3日までに4Gサービスを開始しなければ免許が取り消される。

 国家通訊伝播委員会(NCC)は今年1月、台湾大哥大(台湾モバイル)との提携範囲を事業計画書に明記していなかったことなどを理由に、両社の合併申請を差し戻した。両社は合併基準日を6月30日に予定しているが、亜太電信は自社基地局が昨年末時点で約295台と、合併に必要な2,000台を大きく下回っているため、実現は困難との見方が出ている。