ニュース 電子 作成日:2015年4月14日_記事番号:T00056409
発光ダイオード(LED)チップメーカーは、4月からバックライト向け需要が大幅に回復すると見込んでいたものの、最近に至っても受注見通しは不透明なままとなっており、需要期が期待外れに終わるとの懸念が出ている。一部メーカーは受注が先送りされただけで、今後、急激に出荷量が増えるとの見方を示しているが、5〜6月に実際の状況が明らかになると14日付電子時報は指摘している。
LED業界では、4月から韓国系顧客が新型テレビ用バックライト向け調達を増やすとみられていたが、LEDチップメーカーの受注量は予想を下回る状況となっている。これについて業界関係者は、韓国のテレビブランドが生産の外部委託を拡大したことでLEDの発注切り替えが行われ、その影響が出ていると指摘した。
バックライト向け市場に対する懸念についてLED最大手の晶元光電(エピスター)は、今年は穏やかに需要が伸びているとしたものの、「本格的な需要期に入るかどうかは依然、不透明だ」と強調。「5〜6月が通年の業績の鍵となる」とコメントした。
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