ニュース 運輸 作成日:2015年4月15日_記事番号:T00056421
昨年高雄市内で起きた大規模な爆発事故を受け、交通部高速鉄路工程局(高鉄局)が台湾高速鉄路(高鉄)沿線の送油管、ガス管、石化輸送管の実態調査を進めたところ、危険が認められるガス管が440本に及ぶことが分かった。15日付蘋果日報が伝えた。
今回の調査は高鉄の線路から60メートル以内を対象としたもので、区間別では苗栗線区が130本で最も多く、高雄線区(115本)、桃園線区(55本)が続いた。高鉄局は今後、これら輸送管を監視対象とし、ガス漏れなどがあった場合、必要に応じ減速や運休などの措置を取ると説明した。
高鉄局は今後、鉄路法の改正により、輸送管の所有者が日常の検査や整備を行う際、台湾高速鉄路公司と高鉄局が立ち会うことを盛り込む。
台湾鉄路(台鉄)も既に同様の調査を終えており、送電線、水道管、ガス管、送油管が沿線に952本あり、うち危険な個所が175本あることを確認している。
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