ニュース 石油・化学 作成日:2015年4月15日_記事番号:T00056427
台湾聚合化学品(USI)、和桐化学など台湾の石油化学大手7社と中国石油化工集団(シノペック)などの共同出資による中国・福建省の古雷半島でのエチレンプラント計画について、和桐化学創業者の陳武雄氏は14日、投資内容の見直しによって、着工時期が予定していた6月から2〜3カ月遅れる可能性があるが、投資規模は縮小しないと話した。着工の遅れにより、2018年9月の稼働開始スケジュールへの影響が予想される。15日付経済日報が報じた。
中台の企業が昨年12月に締結した提携覚書によると、今年6月着工、18年9月に第1期稼働を開始する予定だった。しかし米国産シェールガスの台頭、昨年第4四半期以来の原油国際価格の低迷で、古雷半島のエチレンプラントの競争力が懸念されている。
計画によると、古雷半島のエチレンプラントは、従来型のナフサ分解プロセス、およびメタノールを原料とするMTO(メタノールtoオレフィン)プロセスを採用し、エチレン年産能力は各80万トン、40万トンで合計120万トンだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722