ニュース その他製造 作成日:2015年4月15日_記事番号:T00056428
製紙大手、正隆(CLC)の鄭人銘副董事長は14日、ベトナムのホーチミン市に工業用紙工場を新設することで、現地政府と調整中であることを明らかにした。投資額は50億~60億台湾元(約190億~230億円)、年産能力は45万トンで、2~3年以内に稼働させる予定だ。同社にとって中国に次ぐ海外2番目の工業用紙工場となる。鄭副董事長は、現地政府との調整は早ければ今年8~9月まとまると説明した。15日付工商時報などが報じた。
鄭副董事長は同計画について、台湾および中国企業のベトナムへの生産シフトが進む一方、同国は工業用紙の輸入量が毎年15~20%成長しており、需要は大きいと指摘した。
正隆はベトナムのドンナイ省とビンズオン省に紙器生産工場各1基を擁するが、生産逼迫(ひっぱく)のためビンズオン省の工場に新規生産ラインを増設中で、来月から本格稼働する予定だ。これによりベトナムでの紙器の月産能力は合計で2,500万平方メートルに達する。
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