ニュース 電子 作成日:2015年4月15日_記事番号:T00056431
中国のスマートフォン向けアプリ大手、猟豹移動(チーター・モバイル)の傅盛CEO(最高経営責任者)は14日、台湾への拠点開設を申請したことを明らかにした。アプリ事業だけでなく、モノのインターネット(IoT)関連のデバイス開発を視野に入れる。15日付中国時報が伝えた。
台湾の給与相場の2〜3倍を出して人材を引き抜くとのうわさに対し傅執行長は、給与はケースバイケースだが、採用者数に上限はないと述べた(14日=中央社)
経済部投資審議委員会(投審会)によると、チーターは資本金5,000万台湾元(約1億9,000万円)で台湾法人の設立を申請した。
傅執行長は台湾法人の設立準備状況について詳細を語らなかったが、「米国法人は2週間で認可が下りた」と述べ、台湾法人の設立手続きが遅れていることを示唆した。台湾への進出理由については、「ネット企業は人材コストを気にしない。大切なのはやはり優秀な人材だ」と語った。
一方、投審会は慎重に審査を進める方針で、経済部関係者は「最近中国市場が台湾から人材と技術を持っていくケースが増え、政府として事態を注視している。チーターに悪意を伴う人材引き抜きがないかどうかが審査の重点になる」と述べた。
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