ニュース 電子 作成日:2015年4月15日_記事番号:T00056438
15日付電子時報によると、ファウンドリーの力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)が中国・安徽省合肥市政府と合弁で液晶ディスプレイ(LCD)ドライバICを受託生産する12インチウエハー工場を建設するとの観測が業界で伝えられている。事実とすれば、聯華電子(UMC)に続く、台湾半導体メーカーによる中国12インチ工場となる。
パワーチップは観測に対し、いかなる中国投資も▽政府の許認可を得る▽銀行団の支持を得る▽技術を流出させない──の3原則を守ると強調した。
中国は半導体チップ輸入額が毎年2,000億米ドルに上る。このため同国政府は、国内市場の需要を満たすため、半導体の自国生産率を引き上げようと国内IC設計業者を支援している。
こうした中、海外大手半導体メーカーによる中国での12インチ工場設置計画が相次いでいる。台湾メーカーでは、UMCが先月、福建省アモイ市の火炬高新技術産業開発区(火炬高新区)で12インチ工場に着工した。台湾積体電路製造(TSMC)も建設を計画しているが、パワーチップの合肥工場が先んじることになりそうだ。
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