ニュース 農林水産 作成日:2015年4月16日_記事番号:T00056447
食用の生きた豚の平均卸売価格は15日、1キログラム当たり57.8台湾元(約220円)となり、年初以来の下げ幅は26%に達した。しかし、大幅な下落は小売市場に依然反映されておらず、行政院農業委員会(農委会)は同日、食肉販売業者の業界団体、中華民国家畜肉類商業同業公会(肉商公会)に対し、小売価格を来週明けにも10%引き下げるよう要求した。16日付中国時報が報じた。
農委会家畜生產科の王忠恕科長によると、今年初めに発生した鳥インフルエンザの影響で、鶏肉を控え、豚肉を選ぶ消費者が増えたことから、生きた豚の平均卸売価格は一時、1キロ=85元まで上昇。過去最高を更新した。しかし最近では鳥インフルの流行も収まった他、春節(旧正月)を過ぎて肉類の需要も減っていることから価格の下落が続いている。
しかし肉商公会の資料によると、豚肉の小売価格は依然、▽カルビ肉、1キロ150〜200元▽豚ヒレ肉、166〜200元▽肩肉、166〜200元──と年初からの下げ幅は10%にも達していない。
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