ニュース 金融 作成日:2015年4月16日_記事番号:T00056449
中央銀行(中銀)が15日発表した、3月末の外国為替取扱指定銀行(DBU)とオフショア銀行部門(OBU)の人民元建て預金残高の合計は、前月比1.82%増の3,245億8,200万人民元(約6兆2,500億円)となり過去最高を更新した。ただし、増加率は2月の2.76%から鈍化した。16日付工商日報などが報じた。
DBUにおける3月末の人民元預金残高は2,725億7,400万人民元で、前月比65億2,000万人民元増加した。中銀は、市中銀行が人民元建て定期預金の金利を引き上げていることや、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立推進で、人民元の国際化と長期的な人民元相場上昇に期待感が高まっているためだと指摘した。
一方、OBUにおける人民元預金残高は520億800万人民元で、前月比7億300万人民元減少した。中銀は、電子産業、自動車産業などの大企業が人民元預金を解約したためと説明した。
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