ニュース 金融 作成日:2015年4月16日_記事番号:T00056450
金融監督管理委員会(金管会)は15日、生命保険会社、宏泰人寿保険のリスクベース自己資本比率(RBC)が法定基準の200%を下回り、昨年末までに基準達成計画を提出できなかったとして、是正を求める処分を下した。
処分を受け、宏泰人寿は店舗網の新設ができなくなるほか、年内に増資を完了しなければならない。同社は昨年にも同様の理由で、金管会から不動産投資を制限される処分を受けている。
宏泰人寿は先ごろ、不動産の現物出資による108億1,300万台湾元(約410億円)の増資を董事会で決議している。増資が完了すれば、RBCは250%を確保できる見通しだ。
立法院は今年2月、RBC基準に著しく満たない保険会社を公的管理下に置いたり、解散を命じたりすることを盛り込んだ保険法改正案を可決し、宏泰人寿など経営基盤が弱い保険会社は財務改善圧力に直面していた。
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