ニュース 農林水産 作成日:2015年4月17日_記事番号:T00056477
最近の寒気団南下による低温や霜で、梨山、阿里山、南投県仁愛郷など茶葉の産地では、少なくとも8億台湾元(約30億6,000万円)の農業被害が出たもようだ。茶葉への低温被害は過去40年間で最悪の状況だという。17日付自由時報が伝えた。
台中市の梨山地区では茶畑300ヘクタールの茶葉の70%に被害が出て、被害額は4億~5億元に達したとみられる。茶葉農家は「半年苦労して育てて、あと1週間で春の収穫シーズンを迎えるところだったが、これではコストも回収できない」と話した。低温被害を受けた茶葉は焼け焦げたように黒く変色してしまっているという。
このほか、阿里山では春の茶葉収獲が30%減少し、6,000万元の被害が見込まれるほか、南投県仁愛郷では150ヘクタールが被害を受け、収穫量が前年の半分に落ち込み、2億~3億元の被害が出る見通しだ。
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