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銀行の中国支店、利益が台湾の2.5倍


ニュース 金融 作成日:2015年4月17日_記事番号:T00056478

銀行の中国支店、利益が台湾の2.5倍

 金融監督管理委員会(金管会)銀行局が16日発表した、台湾の銀行が中国に設けた支社支店の2014年の1店当たり平均純利益は2億5,000万台湾元(約9億6,000万円)で、台湾の大型支店の2.5倍だった。17日付工商時報が報じた。

 台湾の銀行が中国に設けた支社18店、支店8店のうち、設立したばかりの5店を除けば、昨年の純利益は前年比113%増の52億元だった。

 邱淑貞・銀行局副局長は、従業員40人以上で、業務規模が比較的大きい台湾の大型支店は年間利益が最高1億元、中型支店は4,000万〜5,000万元と説明した。中台の利益の差について、中国は利ざやが大きいほか、顧客の台湾企業の中国進出や中国企業の顧客開拓で、市場規模が大きいためと分析した。