ニュース 電子 作成日:2015年4月17日_記事番号:T00056490
デジタルカメラ用レンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が16日発表した第1四半期の純利益は前期比41%減、前年同期比46.9%増の44億700万台湾元(約170億円)で、同期の過去最高を更新した。四半期ベースでは過去3番目の高水準だった。第1四半期の連結売上高は105億6,700万元で、前期比37%、前年同期比54%増だった。17日付経済日報などが報じた。
第1四半期の粗利益率は前期比6.1ポイント上昇の56.7%で、過去3四半期の最高を記録した。林恩平ラーガン執行長は、粗利益率の低いボイスコイルモーター(VCM)搭載製品の出荷比率低下が主因と説明した。証券会社は、1,000万画素デジカメレンズの出荷比率が20〜30%へと10ポイント上昇したことも貢献したと分析した。
林執行長は第2四半期の業績見通しについて、4月は3月より良く、5月は前月比横ばい、6月は依然不明と述べた。証券会社は、ラーガンの今年の業績は四半期ごとに向上し、第4四半期の売上高と純利益は昨年同期に続いて再び過去最高を更新すると予想した。
なお、台中市精密機械科技創新園区に計画する新工場では既に建屋2棟の借り受けを完了。4月末以降にも設備搬入を開始し、第4四半期に量産に入る見通しだ。
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