ニュース 社会 作成日:2015年4月20日_記事番号:T00056499
台中市の林佳龍市長(民進党)が先月、市中心部の台中公園で押し倒された状態で残されている旧台中神社の石製鳥居について、復元を目指す考えを示したことが論議を呼んでいる。
今回の問題は、林市長は「歴史的な意義がある鳥居を年末までに修復し、台中市民の永遠のランドマークにしたい」などと発言したことが発端だ。
19日の自由時報(電子版)によると、洪秀柱立法院副院長(国民党副主席)は19日、フェイスブックで「時代錯誤で文化認識の錯乱だ」と林市長を批判し、「台湾アイデンティティーを口にする政党やそこに属する市長が植民地の略奪の史実を無視し、国家民族史観を謝らせ、植民地建築の象徴をたたえるとは何事だ」と不満を表明した。
台中市政府は「台中公園の全体的整備計画で公園の全ての見どころを文化的なランドマークにしようとするもので、文化認識の争いとは無関係だ。歴史を尊重し、さまざまな文化がこの土地に共存することを望む」とコメントした。
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