ニュース 社会 作成日:2015年4月20日_記事番号:T00056502
大気汚染が深刻な南投県埔里鎮で、汚染に抗議し、政府に対策に力を入れるよう求めるデモが18日行われ、周義雄鎮長をはじめ、地域の各機関や学校、団体の関係者、立法委員、鎮議会議員、住民など約1,000人が参加した。大気汚染に対しデモが実施されたのは台湾全土で初めて。19日付中国時報が報じた。
埔里はかつて水と空気の良い地方として知られていたが、近年は盆地の地形が災いして汚染された空気が滞留することが多い。行政院環境保護署のデータでは、PM2.5(微小粒子状物質)の数値が斗六市(雲林県)、嘉義市に次いで台湾全土で3番目に悪い。
デモ参加者は「中央政府は大気汚染問題を重視せよ」「台中火力発電所はもうけばかりを考え、人命を顧みていない」などのスローガンを叫びながら街を練り歩いた。そして、南投県による大気汚染対策委員会の設立や、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)での石油コークス・歴青炭の使用禁止など、10項目を求める決議を行った。
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