ニュース 社会 作成日:2015年4月20日_記事番号:T00056503
20日午前9時42分、台湾東部海域を震源とする地震が発生した。中央気象局によると地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.3で、今年最大。震度は宜蘭県、新北市で4、台北市、新竹市、桃園市、花蓮県で3、基隆市、台中市、嘉義市で2など。ただ、現時点で大きな被害は出ていないもようだ。中央社などが20日伝えた。
台北市中山区の立体駐車場では地震の揺れで車両が落下し11台が損壊した(20日=中央社)
地震の影響によるとみられる被害としては、新北市樹林区樹新路で水道管が破裂して道路に水があふれ、バイクの通行が不能となった他、台北市では多くの商店で陳列棚から商品が落下し、少なからぬ損失が出たもようだ。うち大潤発(RTマート)の内湖区の店舗ではワインなど瓶詰の商品が大量に割れ、売り場の床が液体であふれた。
一方、台北都市交通システム(MRT)は一時徐行となったものの、現在は通常運転を回復。台湾高速鉄路(高鉄)にも影響は出ていないようだ。
この他、ファウンドリー大手の台湾積体電路製造(TSMC)や聯華電子(UMC)、パッケージング・テスティング(封止・検査)大手の日月光半導体(ASE)はいずれも、「生産および運営に影響は出ていない」とのコメントを発表している。
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