ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年4月20日_記事番号:T00056515
中国鋼鉄(CSC)は17日、6月の台湾域内向け鉄鋼製品価格を平均7.4%値下げした。下げ幅は1トン当たり平均1,285台湾元(約4,900円)で、世界金融危機以降で最大となった。18日付工商時報が報じた。
製品1トン当たりの引き下げ幅は、▽鋼板、1,045元▽棒線、1,090元▽熱延鋼、1,500元▽冷延鋼、1,499元▽電気亜鉛めっきコイル、1,200元▽電磁鋼板、700元▽溶融亜鉛めっきコイル、1,200元──。
CSCは値下げ理由について、川下メーカーの5、6月の輸出受注不振への配慮や、中国、韓国の低価格鋼材の大量流入に対抗する必要性を説明した。
証券会社は、今回の値下げにより1カ月当たり13億元の減収が見込まれるが、石炭、鉄鉱石など原料価格の下落によって生産コストが低下しているため、CSCは第2四半期、黒字を計上できると予測している。
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