ニュース 社会 作成日:2015年4月21日_記事番号:T00056526
20日午前に花蓮沖の太平洋を震源とするマグニチュード(M)6.3(日本の気象庁観測ではM6.8)の地震が起きるなど、同日夜までにM5を超える余震が4回相次いだ中、最初の地震では震源から比較的遠い新北市でも「震度4」の揺れを観測した。専門家は台北盆地で揺れが強かったのは地質に理由があると指摘している。21日付蘋果日報が伝えた。
この火災により一時2,000以上の世帯が停電に見舞われた(20日=中央社)
中央大学地球科学学部の王乾盈特任教授は「台北盆地は以前湖だったことから砂や泥の地質となっており、地震波が3~4倍に増幅されることがあり得る」と指摘した。実際に1999年9月の台湾中部大地震でも桃園県(当時)よりも台北市の揺れが大きかった。
20日の地震では、新北市新荘区の民家そばにある変電設備がショートを起こし爆発。飛び散った絶縁油が原因で火災となり、一人暮らしの男性(84)が死亡した他、別の男性(28)が気管にやけどを負い、病院で手当てを受けた。
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