ニュース 政治 作成日:2015年4月21日_記事番号:T00056527
来年1月の総統選挙への立候補が決定した民進党の蔡英文主席について、李登輝元総統は、選挙戦は困難な戦いとなる上、当選できたとしても中台関係で試練に見舞われるとの見方を明らかにした。21日付中国時報などが報じた。
李元総統は、今は台湾が大きな変化を迎える前の鍵となる時期との認識を示した上で、蔡主席が民進党を勝利に導けるかは、多くの複雑な問題への対処能力にかかっていると指摘し、困難な選挙戦を強いられると予測した。
さらに、蔡主席が中台関係で「現状維持」を基本原則に据えたことに対しては、「総統になったら『現状維持』を掲げることはできず、そのための何らかの方法が必要だ。彼女がどうするのか私には分からない」と述べ懸念を示した。
李元総統はまた、「台湾はとても複雑な立場にあり、世界全体の情勢を理解した上で、どうするかを決めなければならない」と話した。
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