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アルテック、9月に医療電子事業スピンオフ


ニュース 電子 作成日:2015年4月21日_記事番号:T00056545

アルテック、9月に医療電子事業スピンオフ

 デジタルカメラ受託生産大手、華晶科技(アルテック)は20日、医療電子事業部門を9月30日にスピンオフ(分離・独立)し、昨年設立した100%子会社の栄晶生物科技に4億台湾元(約15億円)で譲渡すると発表した。連結業績に影響はなく、人材を呼び込むことが狙いだ。21日付工商時報などが報じた。

 アルテックは数年前に医療電子事業に参入し、ロシュの血糖測定器を受託生産している。アルテックは、デンマークのブランドも顧客となったと明かした。肺の内視鏡カメラモジュールを供給する。

 同社は以前、自社ブランドでスマートフォン市場に参入し、順風満帆とはいかなかったものの、スマホ用の画像処理センサーなどの新分野を切り開いた。

 同社の昨年の売上構成比はデジカメが30〜40%、車載用と医療用が15%、スマホ用が40%以上。今年はデジカメを20%に引き下げ、車載用と医療用は15%を維持、スマホ用を60%とする計画だ。