ニュース 電子 作成日:2015年4月21日_記事番号:T00056547
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)の顔博文執行長は20日、同社における水のリサイクル率は全体で85%、新竹工場では88.5%に達していると強調した上で、今後も省エネルギー化に努め、創業40年に当たる2020年までに各10%の節水、節電、廃棄物削減を目指すと表明した。21日付経済日報が報じた。
顔執行長(左)は、有給のボランティア休暇を検討していると明かした(20日=中央社)
UMCは同日、南部科学工業園区(南科)「Fab12A」工場で、22日の「アースデイ」を前に植樹活動を開催。最近の水不足を受けて同業の台湾積体電路製造(TSMC)が給水車を通じた水の購入を開始する中、顔執行長は南科工場について「効率の高い節水システムおよび貯水設備を通じ、外部から水を購入する必要がない状態だ」と説明した。
顔執行長はまた、UMCは半導体メーカーとしては世界で唯一、ウォーターフットプリント(原材料から製造、消費、廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体で消費・汚染された水の量を算定する手法)の算出を実施しており、毎年2,000万トン以上の水を回収していると強調。水不足が続く中、同社は今後も貯水設備の拡充に対する支出を継続するとの方針を示した。
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