ニュース 電子 作成日:2015年4月21日_記事番号:T00056549
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの調査によると、4月下旬の液晶テレビ用パネル価格は39.5、40、42、43、50インチなどで横ばいとなった。これらのサイズのパネルの大部分を供給する第6世代、第7.5世代工場は生産能力を拡張しておらず、中国の労働節(メーデー、5月1日)連休向け需要もあり、友達光電(AUO)や群創光電(イノラックス)にとっては一安心と言える。
一方、中国の第8.5世代パネル工場稼動で32インチの価格は2〜3米ドル下落、48、49、55インチなども平均1〜2米ドル下落した。
ウィッツビューの邱宇彬シニア研究協理は、テレビの在庫水準は現在健全だが、上昇圧力がかかっていると説明。米ドル高による自国通貨安で欧州、ロシア、その他新興市場の購買力が低下し、テレビの販売に打撃を与えていると指摘した。世界の大手テレビブランドが今年の出荷目標を下方修正する可能性があり、液晶パネルの調達に影響しないか第2四半期の動向に注目が必要と話した。
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