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TIPCと那覇港、提携MOU


ニュース 運輸 作成日:2015年4月22日_記事番号:T00056557

TIPCと那覇港、提携MOU

 港湾運営会社、台湾港務(TIPC)は21日、沖縄県の那覇港管理組合と提携覚書(MOU)を締結した。旅客、貨物、物流など、台湾と沖縄県の業務交流を強化する。22日付経済日報が報じた。


張董事長(左)と那覇港管理組合管理者の翁長雄志沖縄県知事(右)(TIPCリリースより)

 TIPCは2012年の設立以来、日本の港湾管理機関と提携するのは初めて。

 TIPCの張志清董事長は、台湾から沖縄県への訪問者は毎年30万人以上で、外国人旅行者全体の約60%を占めると指摘。雲頂香港(ゲンティン香港)の麗星郵輪(スタークルーズ)が基隆〜沖縄を結んでいるが、将来は中国〜台湾〜沖縄の航路を開設して中国市場を取り込みたいと語った。

 また貨物業務について、昨年6月から琉球海運(RKKライン)の「みやらびⅡ」が高雄〜那覇を毎週運航しているが、今後経由する宮古、石垣でトランシップ(積み替え)サービスを利用できると述べた。