ニュース 金融 作成日:2015年4月22日_記事番号:T00056559
中国証券監督管理委員会(証監会)の姜洋副主席は21日、上海と台湾で株式の相互取引を行う「滬台通」を積極的に検討していく考えを示した。22日付経済日報が示した。
滬台通は上海証券取引所と台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)の上場銘柄を相互に売買できるようにするもので、実現すれば中国から台湾株への投資資金流入が期待される。
姜副主席は、「中台間の取引所の協力を支持するが、その前提は台湾側が滬台通の開始を希望することだ」と述べた。
中国では既に香港と上海による株式相互取引(滬港通)が開始され、深センと香港による同様の取引「深港通」の開始も秒読み段階だ。姜副主席は次の段階として、台湾との相互取引を目指す考えを表明した格好だ。ただ、中国資本による台湾企業への投資には台湾側に抵抗感も根強く、実現までには曲折も予想される。
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