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「英国藍」でまた農薬残留発覚、全土で営業停止


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年4月22日_記事番号:T00056563

「英国藍」でまた農薬残留発覚、全土で営業停止

 台南市政府衛生局は21日、紅茶飲料スタンドの「英国藍(イングランド・ストーナウェー)」が洲界貿易(台北市)から調達したアールグレーティー、セイロンティー、ダージリンティーの茶葉から残留農薬が検出されたとの報告があったことを明らかにした。これを受け、同局は台湾全土96店舗の営業停止を命じた。22日付聯合報が報じた。

 同局は問題の茶葉の流通経路について、台南地方法院検察署に捜査を依頼した。

 英国藍をめぐっては、アイスローズティーの原料であるバラの花びらからも残留農薬が検出されたばかりだった。

 一方、相次ぐ残留農薬問題発覚で業績が打撃を受けたことから、英国藍のフランチャイズ加盟業者は21日会合を開いた。一部の加盟業者は、英国藍の本社に対する集団訴訟を起こすことも辞さない姿勢を示した。


台中市衛生局は21日夜、英国藍が調達していた大統茶荘の茶葉302キログラムを差し押さえた(22日=中央社)