ニュース 機械 作成日:2015年4月22日_記事番号:T00056568
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)は21日、今年の台湾の工作機械生産額予測値は1,529億台湾元(約5,900億円)で、前年比1.3%〜2.5%の伸びとなるとの予測を発表した。主な輸出先である米国・欧州の景気回復、自動車産業を中心とした機械需要の拡大、さらに中国の輸入工作機械の需要がハイエンド製品にシフトしていることが成長の原動力となると説明した。22日付工商時報が報じた。
一方、懸念材料として百徳機械(クアサー・マシン・ツールズ)の廖子恩総経理は、工作機械のサプライヤーによる海外メーカーへの部品輸出を挙げた。また、ハイエンド製品の競争相手である日本が円安による輸出競争力向上、自由貿易協定(FTA)締結による関税引き下げを進めていることは台湾にとって不利だと指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722