ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

工作機械15年生産額、IEKは微増予測


ニュース 機械 作成日:2015年4月22日_記事番号:T00056568

工作機械15年生産額、IEKは微増予測

 工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)は21日、今年の台湾の工作機械生産額予測値は1,529億台湾元(約5,900億円)で、前年比1.3%〜2.5%の伸びとなるとの予測を発表した。主な輸出先である米国・欧州の景気回復、自動車産業を中心とした機械需要の拡大、さらに中国の輸入工作機械の需要がハイエンド製品にシフトしていることが成長の原動力となると説明した。22日付工商時報が報じた。

 一方、懸念材料として百徳機械(クアサー・マシン・ツールズ)の廖子恩総経理は、工作機械のサプライヤーによる海外メーカーへの部品輸出を挙げた。また、ハイエンド製品の競争相手である日本が円安による輸出競争力向上、自由貿易協定(FTA)締結による関税引き下げを進めていることは台湾にとって不利だと指摘した。