ニュース 電子 作成日:2015年4月22日_記事番号:T00056572
中国スマートフォン市場の成長鈍化やスマホ用チップ市場の競争激化から、外資系証券会社は今年、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)の同市場でのシェアが46%と前年の50%から4ポイント下落して過半割れになると予測している。今年の予想出荷枚数の3分の2に当たる第3世代移動通信(3G)用チップが不振のためだ。22日付蘋果日報が報じた。
最近、中国のスマホ市場では3G、4G規格対応機種の価格が入門モデル並みに下落している他、第1四半期の3Gスマホの出荷台数は900万台と、前年同期比で89%も減少した。また、3G用チップでは中国のIC設計大手、展訊通信(スプレッドトラム)のクアッドコア市場での低価格攻勢、インテルのロー~ミドルエンド向けチップ「SoFIA」の価格引き下げで競争が激化している。
証券会社は、メディアテックの今年のスマホ用チップ合計出荷枚数は4億2,500万枚(同社予想4億5,000万枚)で、このうち3Gチップが2億6,500万枚と同社予想の3億枚とは1割以上の差が生じると予測している。
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