ニュース 電子 作成日:2015年4月22日_記事番号:T00056575
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の魏哲家共同執行長は21日、モノのインターネット(IoT)技術の今後の主な応用先として▽自動運転車▽医療・健康▽スマートハウス──を挙げ、これら3分野が半導体産業の成長をけん引するとの見方を示した。22日付経済日報が報じた。
魏共同執行長は「半導体はこれからも人類の生活を変え続ける」と強調した(21日=中央社)
21日に開催された台湾半導体産業協会(TSIA)の年次総会に出席した魏共同執行長は、「半導体の影響と貢献」と題する講演を行い、「半導体は人類の生活を急速に変えてきたが、次のトレンドはIoTで、その中には自動車、医療・健康、スマートハウスが含まれる」と指摘した。
さらに「自動車革新の鍵は半導体が握る」との考えを示し、自動運転について「半導体により自動車は受動的なものから能動的なものへと変わる」と語った。
また半導体の医療・健康分野への応用に関連して魏共同執行長は「同分野向け半導体製品の2013年生産額は44億米ドルだったが、17年には68億米ドルに増加する」と予測。スマートハウスについては「20年には一般家庭に設置されるスマート機器は500項目を超える」との見方を示した。
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