ニュース 金融 作成日:2015年4月23日_記事番号:T00056589
訪台中の中国証券監督管理委員会(証監会)の姜洋副主席は22日、中台サービス貿易協定が発効すれば、台湾の金融機関に対し、人民元適格海外機関投資家(RQFII)制度で中国に投資することを認め、中国での合弁会社における出資比率の上限を引き上げると話した。RQFII投資枠が認められず、台湾は保有する大量の人民元を中国のA株に直接投資できずにいる。23日付工商時報が報じた。
証監会は2013年に、台湾に対するRQFII投資枠1,000億人民元(約1兆9,000億円)を検討していると表明し、台湾の金融機関の間で中国のA株投資への期待感が高まった。しかし、同年に締結した中台サービス貿易協定が台湾の立法院で承認されず、発効されないままとなっており、台湾はRQFIIで韓国や欧州諸国に先を越された。
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