ニュース 商業・サービス 作成日:2015年4月23日_記事番号:T00056592
持ち帰り紅茶飲料スタンド、英国藍(イングランド・ストーナウェー)の残留農薬検出を受け、飲料スタンド大手、50嵐は22日、各店の売れ行きに影響が出ていることを明かした。業界関係者は、清玉(キングティー)、清心福全冷飲站などの業績も落ちていると指摘。書き入れ時の夏季の売り上げが懸念される。23日付中国時報が報じた。
英国藍の店舗は営業停止のままだ(22日=中央社)
50嵐は、各店からの報告によると、購入を控える消費者が多く、安全性についての質問も多いと説明した。各店が四半期ごとにSGSの検査を受けており、安全上の問題はないと強調。消費者の不安を一掃するため、各店に検査報告書を掲示させると表明した。
ある大手ブランドの広報担当者は、業者の大部分は検査で十分注意しており、英国藍の事件は意外だったと話した。
経済部の統計によると、台湾の飲料スタンド業界の年間売上高は200億台湾元(約770億円)以上。ある英国藍の加盟者は、これまで2店の加盟金や機器購入などで400万元以上を投資し、まだ黒字転換できていないが、店をたたむことも視野に入れていると話した。別の加盟者は、1杯当たりの利潤は1〜2割にすぎず、オープンから2年たつがまだ200万元以上の投資を回収できていないと語った。
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