ニュース 社会 作成日:2015年4月24日_記事番号:T00056605
賞金額が過去最高の30億300万台湾元まで膨れ上がっていた注目のロトくじ(数字選択式宝くじ)「威力彩」の1等当せんは、23日ついに台中市の売り場から当たりが出た。多くの市民が熱狂した夢物語には幕が下りたが、一獲千金を目指して変わった方法で金運を高めようとする試みも見られた。
南投県竹山鎮では棺桶店に若者のグループがやって来て、店主に棺桶を見せてくれと尋ねた。彼らは棺桶を取り囲んであれこれとしゃべった揚げ句、なぜか一人ずつ中に横たわり始めた。ちなみに彼らの手には威力彩が握りしめられていたという。
これは「見官発財(役人との関係を基に財を築く)」という常用句にかけて「官」の文字を発音の同じ「棺」に入れ替え、「棺桶と関係を持つことで財産が築ける」と考えて編み出された金運アップ法だそうで、威力彩を手に棺桶の中に横たわり、当せんを祈ったそうだ。
同店には他にも同じ目的でやって来る客が増えたそうで、店主も心よく無料で横たわらせてやったという。ちなみに棺桶をなでるだけでも効果はあると考えられているという。
なお、この金運アップ法は今回新たに考案されたものではなく、店にはかつて幸運を授かろうと多くの芸能人がやって来たとのことで、しかも実際に人気が出たという。
昨日の抽せんで1等を当てたのが棺桶に横たわった人物だった場合、今後この店は「横たわり用」の棺桶を用意しなければならなくなるかもしれない。
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