ニュース 政治 作成日:2015年4月24日_記事番号:T00056609
王金平立法院長が与党国民党を相手取り、党籍存在の確認を求めた民事訴訟は、最高法院が23日、上告を棄却したことで原告勝訴が確定した。これにより、王立法院長と馬英九総統による党内政争は王立法院長の「完勝」で幕引きを迎えることになった。24日付工商時報が伝えた。
王立法院長(中)は、記者団に対し「気にかけてくれて感謝する」とコメントした(23日=中央社)
王立法院長は一審、二審で勝訴後、国民党内で上告断念を求める声が高まるなど、裁判は事実上決着していた。最高法院は被告の国民党が弁護士委任状を提出できなかったことを理由に上告棄却を決めた。国民党は形式的には上告していたが、昨年の統一地方選で惨敗し、馬英九前主席が辞任後、国民党が弁護士を選任しなかったことから、上告棄却が決まった。
国民党中央常務委員会は今年2月の段階で弁護士選任の見送りを決めており、朱立倫党主席は「2月の時点で(原告勝訴は)確定していた」と述べた。
今回の判決確定で国民党籍が確認されたことを受け、王立法院長は近く、来年1月の総統選への出馬を表明する構えとされる。王立法院長は週明けにも国民党本部に出向き、党内選挙の立候補届出書類を受け取るもようだ。
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