ニュース 商業・サービス 作成日:2015年4月24日_記事番号:T00056613
経済部統計処が23日発表した3月商業売上高は1兆1,791億台湾元(約4兆5,300億円)で、前年同月比0.7%減少し2カ月ぶりのマイナス成長となった。第1四半期の商業売上高は3兆4,650億元で、前年同期比0.1%減だった。24日付工商時報が報じた。
3月の卸売業の売上高は8,293億元で、前年同月比1.5%減だった。円安による日本の情報・電子製品メーカーの日本への生産回帰で、台湾での調達代理業務が減ったためだ。
一方、小売業は3,155億元で、前年同月比1.3%増だった。輸入車の売れ行きが好調だった他、百貨店の売り上げが国際ブランドや有名レストランの誘致で伸びたためだ。
飲食業は、店舗の差別化でさまざまな客層の掘り起こしに努めた結果、前年同月比1.9%増の343億元となった。
経済部統計処は、4月の商業売上高の見通しについて、情報・電子製品の調達代理業務の縮小と茶飲料の食品安全問題の影響により、プラス成長の回復は難しいと予測している。
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