ニュース 機械 作成日:2015年4月24日_記事番号:T00056621
工作機械大手、東台精機(東台マシン&ツール)は23日、南部科学工業園区(南科)路竹第2工場(高雄市)に着工した。来年第2四半期に稼動予定で、第1期投資額は6億台湾元(約23億円)。年産額は当初10億元以上を見込む。24日付工商時報が報じた。
厳董事長(中)。路竹第2工場の第1期敷地面積は1万坪で、工場建屋7棟を建設する予定だ(東台精機リリースより)
厳瑞雄董事長は、路竹第2工場では同社が注力する自動車産業向けに横型マシニングセンター自動化生産ラインを導入すると説明した。航空宇宙産業向けには、横型マシニングセンター、中ぐり盤などを手掛ける。同産業向けは路竹第1工場が現在フル稼働で、来年需要が強まる見通しのため、増収が見込める。
路竹第2工場には、傘下の亜太菁英(アジア・パシフィック・エリート、APEC)も進出し、航空宇宙産業向け高速門型5軸加工機を生産する。東台精機が高雄市湖内区の工場で行っている部品加工も路竹第2工場に移転する。
厳董事長は、グループ売上高を2015年目標の100億元から2020年に200億元まで倍増させ、世界20位入りを果たしたいと述べた。
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