ニュース 電子 作成日:2015年4月24日_記事番号:T00056623
資訊工業策進会産業情報研究所(MIC)は22日、台湾の今年のサーバー生産額は前年比16%増の109億米ドル、出荷台数は同0.8%増の816万9,000台となるとの見通しを発表した。
生産額の大幅増についてMICは、近年のホワイトボックス(中国語・白牌。ノーブランド、無名ブランド)の出荷割合の拡大で、単価の高いパッケージシステムでの出荷が増えているためと説明した。ホワイトボックスは、アマゾンやグーグル、フェイスブック、マイクロソフトなど大手企業のデータセンター向けが出荷の約9割を占める。
一方、サーバー出荷台数については、中国や日本の一部顧客が自社開発・生産に切り替えた他、低単価の製品で中国メーカーに受注を奪われており、台湾メーカーは競争にさらされていると分析した。
今年の台湾メーカーのOEM(相手先ブランドによる生産)とホワイトボックスでの出荷台数比率は、昨年同様8対2の予測だ。
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